ミソナオシ(マメ科)
採取時期及び調製法 夏に葉のみをとるか、枝先の柔らかい部分ならば枝を含めた葉をとって、水洗い後に日干しにする。 | | 利用方法 ①産後の腹痛に、乾燥した葉五〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。②腫れ物や打撲に、煎液を塗る。③食品防腐に、布袋などに乾燥葉を入れたまま、味噌や醤油の中に入れておく。 山地の林の縁や路傍に自生する小型の木。若枝は緑色、下部は木質で高さは三十〜九十㌢。葉は三小葉からなり、八〜九月、枝の上部に白色蝶形の花を穂状につける。果実はさや果を結び、扁平で四〜六の節がある。名前の由来は、味噌の味が悪くなった時、茎葉を入れると味が良くなる事から味噌直し。 また、同じマメ科のエンジュの花(槐花)に似ているところから小槐花。 |
|
|
|
|
|