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ワレモコウ


ワレモコウ(バラ科)

生薬名  : 地楡
薬用部分 : 

採取時期及び調製法
十一月ごろ、根を掘り採り、ひげ根を除いて水洗いし日干しにする。
 
利用方法
①下痢止めに、乾燥した根五〜十㌘ほどを水四百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて服用する。②出血、やけどには、煎じ液で患部を洗浄する。③打撲、捻挫には、生の根を擦りつぶして塗布する。
日の当たる山野に自生する多年草。七〜八月ころ上部で枝分かれした茎の先端に一〜二㌢の花穂をつけ、暗紅紫色の花が花穂の上の方から順に下方に向かって咲く。葉は五〜十一個の小葉からなり、もむとスイカの匂いがする。
秋の野草として生け花などにも使われるのでよく知られている。春先、出て間もない若葉をおひたし等にして食べる。


 

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