リンドウ(リンドウ科)
採取時期及び調製法 十〜十二月、花が終わった頃に根を掘りとり、水洗いして日干しで乾燥する。 | | 利用方法 胃痛、食欲不振時の苦味健胃薬として、①乾燥した根三㌘を水五百㍉㍑で三百㍉㍑になるまで煎じ、一日三回に分けて食前に飲む。 ②充分に乾燥した根をミキサー等で粉末にし、一回〇・一㌘くらいを水で飲む。 山野の草地や林縁など日当たりの良い所に自生する多年草。葉は対生し、秋に茎頂と葉のつけ根に青紫色の花を咲かせる。九州で薬用にするのは一種類だけで春に花をつけるハルリンドウやフデリンドウは薬にはならない。生薬名の龍胆は、リンドウの根をなめると龍の胆の様に苦いという所からついたらしい。薬草として民間で使うよりも、むしろ、漢方薬に配剤される。 |
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