「ダメ。ゼッタイ。」普及運動月間について
■質問■ 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動が実施されると聞きましたが、これはどういった運動でしょうか。 |
||
|
麻薬や覚せい剤といった薬物の乱用を防ぐための啓発活動です。 6月26日が「国際麻薬乱用撲滅デー」になっていますが、これにちなみ、6月20日から7月19日までの1ヶ月間を「ダメ。ゼッタイ。」普及運動月間として啓発活動に取り組んでいます。 |
■回答■ |
■質問■ この運動月間、宮崎県ではどのような活動を実施されるのですか。 |
||
|
「6・26ヤング街頭キャンペーン」ですとか、「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金活動を実施しています。「6・26ヤング街頭キャンペーン」として、6月26日の「国際麻薬乱用撲滅デー」に近い土曜日に県内の小・中・高校生や関係団体の皆さん、さらには、薬物乱用防止指導員の方々と一緒に宮崎市内のデパート前などで実施しています。 |
■回答■ |
■質問■ それでは、薬物乱用についてお聞きしたいのですが、薬物を乱用すると何故いけないのでしょうか。 |
||
|
薬物乱用とは、麻薬、覚せい剤、睡眠薬などの医薬品や塗料の溶剤であるシンナーなどを本来の目的以外に使い、体内に取り込むことを言います。 これらの薬物を続けて乱用しますと、精神的・身体的な依存がおこり、その薬物なしではいられなくなります。また、体に様々な障害をおよぼします。 |
■回答■ |
■質問■ 身体への影響について、もう少し詳しく教えてもらえませんか。 |
||
|
皆さんにまず知っておいてもらいたいのは、乱用される薬物の多くは、中枢神経すなわち脳に深刻な障害を与えるということです。 肝臓や心臓など他の臓器への悪影響もありますが、一番恐ろしいのは脳に大きなダメージを与えることです。 |
■回答■ |
■質問■ 大変危険なものですね。身体への影響の他に、薬物乱用の問題があれば教えてください。 |
||
|
薬物の依存者になると、どんな犠牲を払っても薬物を手に入れようとする、薬物中心の生活になっていきます。仕事や勉強が手につかなくなったり、薬物を買うために家族や友人をだまし、借金を重ね、最後には窃盗や強盗の犯罪に走るなど正常な社会生活を営むことができなくなります。 | ■回答■ |
■質問■ それでは、県内の薬物乱用の状況を教えてください。 |
||
|
県警察本部がまとめた令和元年の県内薬物事件の検挙者は、 覚せい剤で32名、麻薬・向精神薬2名、大麻38名、シンナー・接着剤等1名となっております。 |
■回答■ |
■質問■ 最後に、私たちが薬物乱用を防止するために心がけることはなんでしょうか。 |
||
|
薬物乱用は、個人だけでなく、家族や地域ぐるみで気をつけて欲しいことです。そして、薬物を断る勇気を強く持っていただきたいと思います。 「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に、薬物乱用防止に御協力をお願いします。 また、運動期間中「ダメ。ゼッタイ。」国連支援募金活動を実施しておりますので、併せてご協力をよろしくお願い致します。 |
■回答■ |