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レンギョウ


レンギョウ(モクセイ科)

生薬名  : 連翹(日本薬局方)
薬用部分 : 果実

採取時期及び調製法
夏に成熟直前の果実を採取し、茶褐色になるまで日干しする。
 
利用方法
腫れ物に、乾燥品三〜五㌘を水四百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。
中国原産の落葉低木で、庭木として日本各地で植えられている。ややつる性で、よく枝を出し先は垂れ、地につくと根を出しよく繁る。葉は対生し、広卵形できょ歯があり、しばしば三小葉に分裂する。花は三〜四月、葉より早く前年の枝の葉腕に黄色の花を一個ずつつける。果実は卵形で長さ約一・五㌢。果実は飲み過ぎると食欲が低下すると言われているので要注意。消炎、利尿、排膿等の目的で漢方薬にも配剤される。似た物にシナレンギョウやチョウセンレンギョウがあるが、どちらも日本でよく栽培されていて、果実を同様に用いる事が出来る。


 

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