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ギシギシ


ギシギシ(タデ科)

生薬名  : 羊蹄根
薬用部分 : 

採取時期及び調製法
七〜九月、花茎が枯れる頃、根を堀り上げ細根を取り除き日干しで充分乾燥する。
 
利用方法
①便秘に、乾燥した根を小さく刻んで約五㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて、その都度温めて飲む(温服)、②たむし、水虫等の寄生性皮膚炎に、生の根をすりおろし酢を少々加えて練り患部に塗る。
日当たりの良い野原や田の畦、河原などのやや湿った所に自生する多年草。
草丈が一㍍くらいになり、根は大きくて黄色または赤橙色をしている。五〜七月淡緑色の小花を輪状につける。姿がスイバに似ていて同じ様な所に生えているので混同する人が多いが、葉の付け根の両端がとがっていればスイバ、丸いほうがギシギシである。早春、ヌルヌルした新芽をとり、サッと湯がいて酢味噌和えにするとおいしい。


 

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