ジュズダマ(イネ科)
採取時期及び調製法 九〜十月に種子をとり、日干しにする。根はシャベルなどで堀り取り、水洗い後、日干しにする。 | | 利用方法 ①神経痛、リウマチ、肩の凝りに、乾燥した根十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 ②消炎、利尿、鎮痛に、乾燥して砕いた種子を同様に煎じて飲む。 平地の田の畦や溝辺、川岸などに生える多年草。もとは熱帯アジア原産と考えられているらしい。穀果は秋に熟して堅くなる。これを昔はお手玉の中に詰めて、遊び道具にしたものだ。川岸がコンクリートで固められてからめっきり姿を見なくなった。名前は果実が数珠状につくことに由来。よく似たハトムギは一年草で指で押すと果実は簡単につぶれるが、ジュズダマの果実は指で押してもつぶれない。 |
|
|
|
|
|