ソクズ（スイカズラ科）
採取時期及び調製法
八〜九月、地上部全体を刈り取り、水洗い後小さく刻んで日干しで充分に乾燥する。 | | | 利用方法
①むくんだ時の利尿に、乾燥品四〜十二㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。
②神経痛、リウマチに、乾燥したものを浴用料として使う。
山野の路傍、河原の土手などに自生する多年草。草丈一・五㍍位になり、夏、茎の上部に白い小花を密集してつけ、所々に黄色い腺体がある。秋に果実が赤く熟す。葉や果実の様子がニワトコに似ていて草本なので別名クサニワトコとも言われる。中国でも古くから薬用として用いられ、中国の古典「神農本草経」には陸英（りくえい）の名で、また、「金匱要略」には（そくずさいよう）の名で載っている。 |
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【さ 行】
