スイバ(タデ科)
採取時期及び調製法 花茎が枯れる夏〜秋に掘り採り、水洗いして細根を除き日干しで乾燥する。生薬には古い方が良いというものがいくつかあり、これもそのひとつ。一年くらい経ったものを使用する。 | | 利用方法 ①便秘に、乾燥したもの五〜十㌘程を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 ②水虫等に外用する時は新鮮な生の根をすりおろし、その黄色の汁を一日三〜四回患部につける。茎は枯れるが冬でも根生葉があるのでいつでも採取することができる。 山野の草地や道端、田の畦等の日当たりのよい、やや湿った所に自生する多年草。四月中旬から赤紫色の小花を茎の周りに多数輪生してつける。若い茎は酸味があり皮を剥いで食べた人も多いはず。スイバは酸っぱい葉の意から。県内ではスカンポとも呼ぶ。 |
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