ネコヤナギ(ヤナギ科)
採取時期及び調製法 七〜八月頃、樹皮は剥ぎとり、葉は摘んで、水洗いし細かく刻んで陰干しで乾燥する。 | | 利用方法 ①解熱やむくみを取る目的で、乾燥品五〜十五㌘を水三百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 ②打ち身、腫れ物には、煎じた液をつけるとよい。 ③リウマチなどの痛みを取る目的でお風呂に入れると良い。 川岸などの少し湿った所等に自生する落葉低木。新芽は白色の絹毛で被われ春早くに葉に先立って開く淡黄色の尾状花序は目につきやすく春の到来を告げる花のひとつ。ヤナギの類はカワヤナギ、タチヤナギなど多数あり同じように用いてよい。解熱鎮痛薬として知られるアスピリンはヤナギ科に特徴的な成分であるサリシンを基に作られた。 |
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