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ニワウメ


ニワウメ(バラ科)

生薬名  : 郁李仁・郁李根
薬用部分 : 種子・根

採取時期及び調製法
種子は、七月、果実が熟した頃果肉をのぞき堅い殻を割って中の種子だけを集め、日干しで乾燥する。根は、随時掘りあげ水洗いして、日干しで乾燥する。
 
利用方法
①便秘に、乾燥した種子四〜十㌘を水三百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。
②歯ぐきがはれたときに、乾燥した根を小さく刻み、八〜十二㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、冷ました液で一日に数回うがいをする。
中国原産の落葉低木で、春に淡紅色または白色の五弁花をたくさん咲かせて美しいので、よく庭に植えられる。果実は、夏、艶のある赤色に熟し、小粒だが甘くて美味しい。これに似たものにユスラウメがあるが、果実を食用にし、薬用にするのはニワウメの方が良い。


 

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