ニワトコ(スイカズラ科)
採取時期及び調製法 夏、葉を枝ごと刈り取り水洗いし、小さく刻んで日干しで乾燥する。 | | 利用方法 ①むくみや尿路結石の時の利尿に、生の枝葉なら三十㌘、乾燥品なら十〜十五㌘を水七百㍉㍑で三百㍉㍑になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 ②打撲・捻挫などの消炎鎮痛に、煎じ液を布に含ませて患部を湿布する。 ③神経痛やリウマチに、浴用料とする。 山野の林内や路傍に自生する落葉低木。今年新しく伸びた枝は緑色をしているが、昨年の枝は灰白色で中に白くて軽い髄(ずい)がある。葉を破ると独特の臭いがするので一度嗅ぐと忘れられない。春、枝先に小花が集まって咲き、初夏に赤い果実ができる。春先の若葉はテンプラにするとおいしいが、食べ過ぎると下痢するので要注意。骨折の治療に用いられた事から接骨木の名がある。 |
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