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キダチロカイ


キダチロカイ(ユリ科)

生薬名  : アロエ
薬用部分 : 

採取時期及び調製法
必要時、なるべく肉厚の葉をとって水洗いし使用する。
 
利用方法
やけど、虫刺され、かぶれ、ひび、あかぎれ等に、葉の汁を付ける。切り口から出る黄色の液は傷口を刺激し炎症をおこすと言われているので取り除く。また、健胃の目的で茶サジ一杯の搾り汁を、一日二〜三回水で飲む。
元来、アフリカ地方に多く自生する常緑の多年草。各家庭でアロエ、キダチアロエと呼ばれ広く栽培されている。アロエはヘブライ語で苦いという意味らしい。霜に弱いが、温暖な本県では家の軒下などで栽培したものに冬期見事な花を付けているのをみることがある。イシャイラズの名があるように家庭に一株あると重宝する。もちろん何にでも効くという訳ではない。また、内服すると骨盤内臓器の充血をおこし易く、妊娠時や生理中は使用しない方が良いと言われるので注意する。


 

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