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ミソハギ


ミソハギ(ミソハギ科)

生薬名  : 千屈菜
薬用部分 : 地上部全体

採取時期及び調製法
夏から秋、花の終わる頃地上部を刈り取り、水洗いして日干しで乾燥する。または、水洗い後生のまま用いる。
 
利用方法
①下痢止めに、乾燥品六〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。②打撲に、生の茎葉を揉んで患部にあてる。
湿地や溝、道端などに自生し、庭にも植えられる多年草。真夏に紅紫色の花を穂状につける。似たものに全体に短い毛のあるエゾミソハギがあるが同様に用いることが出来る。お盆の花として飾られるので、ボンバナ、ボングサの呼び名もある。名の由来は、禊ぎの萩が詰まってミソハギとなったと言われる。


 

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