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ミツバ


ミツバ(セリ科)

生薬名  : 鴨児芹
薬用部分 : 地上部全体

採取時期及び調製法
六〜八月頃、よく茂っている時に摘みとり、水洗いして小さく刻み陰干しで乾燥する。
 
利用方法
おできや腫れ物の消炎解毒に、乾燥したものなら十〜十五㌘、生の場合は二十〜三十㌘を水四百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。生の葉をすりつぶして患部に貼り付けてもよい。
山地の林の下の少し湿ったところに自生する多年草。栽培されたものが店頭で売られており料理によく使われるので馴染が深い。葉は名前のとおり三小葉からなり、五〜七月頃、枝の上部に白色の小花をまばらにつける。庭に一株植えておくと、よく繁殖し毎年新鮮なミツバが味わえる。


 

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