スイカズラ(スイカズラ科)
採取時期及び調製法 四〜五月、開花期に採取し、茎葉は刻んで天日で乾燥する(忍冬)。花は陰干しで乾燥する(金銀花)。 | | 利用方法 ①関節や痔の痛みや、むくみがある時の利尿に、乾燥した忍冬か金銀花十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む ②関節痛、腰痛、痔の痛み、あせもに、浴用料として使う。生でも乾燥したものでもよい。 山野によく見られる常緑つる性の木。四〜五月に管状になった白い花を二個並べて付けるので双花または二花、翌日には黄色に変わり白花と混在するので金銀花の名がある。スイカズラの名は花の付け根を吸うと蜜があるからまたは花の形が蜜を吸う口の形に似ているから付いたと言われている。また、葉は冬にも枯れず寒さに耐え忍ぶというので忍冬の名が付いた。 |
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