ナギナタコウジュ(シソ科)
採取時期及び調製法 十月頃、開花中の地上部を刈り取り、水洗いして少しずつ束ねて風通しの良い日陰に吊るし乾燥する。 | | 利用方法 ①風邪の時の発汗・解熱に、また、尿の出が悪いときの利尿に、乾燥品を小さく刻み五〜十五㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 ②神経痛、腰痛に、乾燥品を浴用料として用いる。 ③口臭予防に、生または乾燥品の煎じ液でうがいをする。 山野のやぶ、路傍などに自生する一年草。茎は四角く、草丈は三十〜六十㌢くらい。十月頃、茎の上部に淡紫色の小花を穂状につける。全草に軟毛があり強い香りがする。花穂が茎の片面だけにつき、それがやや弓なりに反り返る様子がナギナタに似ており、シソとハッカを合わせたような香気が中国にある香じゅに似ているところから薙刀香じゅの名がある。 |
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