アオキ(ミズキ科)
採取時期及び調製法 常緑樹なので、必要時にあまり堅くないきれいな葉を採って水洗いし、よく拭いて使う。 | | 利用方法 やけど・腫れ物の消炎・排膿に、生の葉を炭火で焦げないように炙るか、アルミホイルで包んで弱いガスの火で焼くと黒変して柔らかくなる。これをよく揉んで患部にのせ、包帯で軽く押さえる。 わが国特有の植物で県内の山中にも広く自生する雌雄異株の常緑低木。 アオキの名は四季を通じて葉、枝、幹までもあおい(緑色)から。雌株には、冬、赤い果実がつき、庭先ではふ入りのアオキをよく見かける。観葉植物としてヨーロッパにも伝えられた。葉を乾燥したり炙ったりすると黒く変色するのは葉に含まれるアウクビンが酸化されるため。県内ではアオキバ、イボシ、ヤマダケ等と呼ばれる。 |
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