アカメガシワ(トウダイグサ科)
採取時期及び調製法 七〜八月の樹勢が盛んな時、径十㌢位の枝を切って皮を剥ぎ、三十㌢幅位に切りそろえて陰干しで乾燥する。 | | 利用方法 健胃薬として、乾燥した樹皮を一㌢位に小さく刻み、三〜五㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。胃腸病に乾燥した葉を煎じて飲むところもある。 林内や林縁、路傍に自生する雌雄異株の落葉小高木。葉柄は長く赤味を帯び葉は互生し毛がある。若葉は美しい紅色で赤い芽の柏としてアカメガシワの名があるが、カシワ(ブナ科)の仲間ではない。アカメガシワの葉は大きいのでカシワの葉同様だんごなどを包むのに使っていた。六月頃枝先につける花には花弁がない。雌株には秋に果実がつく。県内では、カシワ、タニガシワ、ヒキサゲ、メツッパリ等と呼ばれる。 |
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