アサガオ(ヒルガオ科)
生薬名 : 牽牛子(日本薬局方) | 薬用部分 : 種子 |
採取時期及び調製法 八〜十月、果実が熟したら、果実ごと摘みとって二〜三日日干しにすると、果実が裂けて黒色や褐色の種子がとれる。その種子を再び日干しでよく乾燥し、ミキサーやすり鉢で粉末にする。 | | 利用方法 便秘時の下剤として、種子を粉末にしたもの、〇・一㌘(種子一〜二個分)を一回分として水で飲む。効果が弱い時は少しずつ量を増やす。 下剤としての作用が強いので服用量には注意す る。熱帯アジア原産でつる性の一年草。家庭でよく観賞用に栽植されるが、道端に野生化したものも見かける。つるは左巻きで下向きに細毛があり、葉は互生する。夏、葉腋に大きなロート状の花をつけ、藍紫、白、紅色など多彩である。牽牛とは「ひこぼし」の事でこれが空に現れる時期に花が咲く事から名がついた。 |
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