メナモミ(キク科)
採取時期及び調製法 葉がある夏の間に地上部を採り水洗いし日干しする。 | | 利用方法 ①おできや腫れものの解毒・鎮痛に、一日量五〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。②虫刺されに、葉をよく揉んで、その汁を患部に付ける。 山の麓の荒れ地や道端などに自生する一年草。茎は直立し白い毛が密生する葉は対生し葉のつけ根から枝が出、九〜十月に黄色の頭状花を枝先に付ける。 花のまわりにある苞は粘液があってベトつく。秋になると果実が衣服のあちこちに埃のように付くことからアキボコリの別名がある。夏に咲くのに全体がガッシリした感じのオナモミがある。どちらも虫刺されなどに生の葉を揉んで付けることから生揉(なもみ)の名がある。 |
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