オドリコソウ(シソ科)
採取時期及び調製法 夏〜秋、地上部が枯れ始めるころに根を堀り採り、水洗い後、小さく刻んで日干しで乾燥する。 | | 利用方法 月経不順、こしけ、打撲傷、腰痛、腫れ物に、乾燥したもの五〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。また、この煎じ液を患部にぬるとよい。 山野の道端の半日陰に自生するの多年草。茎はシソ科の特徴である四角形で高さ三十〜五十㌢。卵形の葉は対生し、縁には鋸歯があり、噛むと一種独特の臭いがする。四〜六月頃、淡紅紫色または白色の花を輪生する。この開花の様子が笠を被った踊り子の姿に見立てられ踊り子草の名が付いた。若芽は、あえ物や天ぷらにして食べられる。 |
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