アジサイ(ユキノシタ科)
生薬名 : 紫陽花 | 薬用部分 : 花(花の色は関係ない) |
採取時期及び調製法 五〜七月、満開の大きな球形の花序全体を付け根から切って水洗いし、水切りした後日陰の風通しのよい所に、枝をくくって逆さにぶら下げ十分に乾燥する。 | | 利用方法 風邪の時の解熱に、紫陽花十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 家庭の庭園木として栽植される落葉小低木。五〜六月、茎頂に球状で大型の散房花序をつけ、多数の小花を開く。海岸沿いの山地に生えるガクアジサイを品種改良して装飾花を増やしたもので、花序についている花はほとんどが雄しべや雌しべが退化している。別名「七変化」の名が示すとおり咲き始めから終わるまで次々と花の色を変える。また、土壌が弱酸性だと赤色がかった花が咲き、弱アルカリ性だと青みがかった花になる傾向がある。 |
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