イヌホオズキ(ナス科)
採取時期及び調製法 全草は夏、開花中の全草を引き抜き、水洗いして日干しで乾燥する。果実は秋、黒く熟したものを摘みとり、水洗いして生で使う。 | | 利用方法 ①口角ヘルペスに、生の果実を二十五度の焼酎に漬け、一ヶ月程したら果実を取り除き保存しておいて、患部につける。②解熱・利尿に、乾燥した全草一〜三㌘を水三百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。但し、有毒成分のソラニンなどのアルカロイドを含むので内服の用量には充分注意する。 日当たりの良い荒れ地や路傍などに生える一年草。夏、白い小花を数個ずつつけて、果実は秋に黒く熟す。植物名にはよくあることだがイヌホオズキのイヌは犬の事で、似て非なる物の意味であり、花がホオズキに似ているからとの説がある。 |
|
|
|
|
|