ウコン(ショウガ科)
採取時期及び調製法 秋、根茎を掘り上げ、土を落として水洗いし、水気を切って日干しで充分に乾燥する。 | | 利用方法 芳香性の健胃薬として、乾燥した根茎六〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 熱帯アジア原産でブームにのり県内でもよく栽培される多年草。葉は二列に並び互生する。根茎は肥大し黄色でカレーの材料やタクアンの黄色の着色に使われた。秋に葉の間から高さ二十㌢程の花穂を出す。花の色は白または薄いピンク。よく似た物に、春、株元から少し離れてピンクの花を咲かせるハルウコンがある。根茎に含まれるクルクミンには利胆作用があり、一時期、肝臓の薬として騒がれ、最近では万病の薬のごとく言われているが、過信は禁物。 |
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