ウツギ(ユキノシタ科)
採取時期及び調製法 葉は五月頃、開花中に摘みとり、水洗いし水気を切って日干しで乾燥する。 果実は九〜十月頃、枝ごと切りとり水洗いし日干しで一度乾燥させ、果実だけを集めて再び干しあげる。 | | 利用方法 むくんだ時の利尿に、乾燥した果実なら三〜十㌘、乾燥した葉なら十〜二十㌘を水三百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 山野の林縁や路傍に自生する落葉低木。樹高は一・五㍍位。葉は対生し薄い毛がありザラつく。生け垣にも使われ五月から六月にかけて小さい白花を群れてつける。ウツギの名は花期が陰暦の卯月なので「卯月木」から転じた、あるいは幹や枝が空ろになっているから「空ろ木」から転じた等、名前の由来はさまざま。幹の外側は堅く木釘や楊枝になる。 |
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