ウバユリ(ユリ科)
採取時期及び調製法 必要時、鱗茎を掘りとり、水洗いして汚れを落とし生のまま使う。 | | 利用方法 打ち身、捻挫、乳房の腫れ、おできの消炎に、生の鱗茎をすり潰し、患部に厚めにつけて布などで押さえて湿布する。一日に数回つけ換える。 山野のやぶや林の中に自生する多年草。鱗茎は白色。茎は太くて中空。葉は茎の下部に五〜六枚集まってつく。夏、茎を上方に真っ直ぐ伸ばし、上部に緑白色でロート状の花を三〜四個つける。茎の上部に葉はなく、葉(歯)が抜けた様子から姥百合(うばゆり)とか。昔、凶作の時は鱗茎を水にさらしてあくを抜き、煮て食用にしたらしい。鱗茎には良質のタンパク質がたっぷり含まれている。県内ではヤマユリと呼ぶところもある。 |
|
|
|
|
|