ウド(ウコギ科)
採取時期及び調製法 秋に根を掘りとり、水洗いし水気を切って薄く輪切りにし、三〜四日、日干しで乾燥したのち、風通しの良い日陰で干しあげる。 | | 利用方法 頭痛、神経痛、リウマチの痛みに、乾燥した根十〜十五㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。または、浴用料にする。 山地の林縁に自生する多年草。春先、タラノキと共に新芽が人気のある山菜である。八百屋で売られる白く軟らかい物は畑で栽培したもの。夏に茎の先端に淡緑色の小花をたくさんボ−ル状に付ける。その後果実を付け、秋には黒く熟す。秋までには高さ二㍍程になり茎も太く木のようであるが、冬には地上部が枯れ跡形も無い。ウドの大木といわれる所以である。漢方では十味敗毒湯などに配剤される。 |
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