エビスグサ(マメ科)
生薬名 : 決明子(日本薬局方) | 薬用部分 : 種子 |
採取時期及び調製法 八〜九月、熟したさや果を枝ごと刈り取り、むしろなどに広げて日干しすると、さやが割れて種子がでてくる。この種子だけを集めて再び日干しで干しあげる。 | | 利用方法 ①便秘に、決明子十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。また、便通を整え尿の出をよくするので②高血圧の予防や健康維持に、薬草茶として常用する。薬用量の三分の一の分量を沸騰した湯に入れ約五分間煮立て、火を止めたらすぐに濾して液だけをとり、1日で飲みきる。種子は一度焙じたものが香ばしくて飲み易い。 薬用として各地の畑で栽培される一年草。草丈は一㍍程になり、夏、黄色い花を咲かせる。同じマメ科のハブソウも種子を同様に使うが、ハブ茶として市販されているのはエビスグサの種子で、誠に誤解しやすい。 |
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