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エビヅル


エビヅル(ブドウ科)

生薬名  : 特になし
薬用部分 : 果実、葉

採取時期及び調製法
秋、黒く熟した果実を摘みとり、水洗いして水気を
切り、生のまま使う。
 
利用方法
①疲労回復に、低血圧・冷え症・不眠症に、果実酒を作り一回約三十㍉㍑を夕食前または寝る前に飲む。よく熟した果実を三倍量のホワイトリカーに漬け、二ヶ月後に濾して液を瓶につめ、冷暗所に保存しておく。②あせもには、夏から秋にかけて繁った葉を集め、日干しで乾燥したもの約十㌘を煎じて、その液で患部を洗う。
山野の林縁や路傍に生える雌雄異株の落葉つる植物。茎は葉と対生する巻きひげで他のものに絡みついて伸びる。葉の裏面には白色または淡茶色の毛を密生する。夏、淡黄緑色の小花をたくさんつける。果実は秋に黒く熟し、甘くて美味しい。県内では、ガランメ、ヤマブドウ、ワタノキ等と呼ばれるらしい。


 

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