オミナエシ(オミナエシ科)
採取時期及び調製法 晩秋、花が終わった頃に根を掘りあげ水洗いして日干しでよく乾燥させる。 | | 利用方法 腫れ物の消炎・解毒に、また、むくむ時の利尿に、敗醤根六〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 日当たりの良い山野によく見かける多年草。秋の七草の一つ。葉は対生し、羽状に裂け、茎とともに毛がある。九月頃茎の上部に黄色い小花を集めてつけかなり強い匂いを放つ。根は醤油の腐った様な匂いがするので生薬名が敗醤根。黄色い花が粟飯を盛った様に見えるので女の食べる飯「女飯」から転じてオミナエシと言う説がある。別名「女郎花」は、花の匂いが女郎の化粧の匂いの様に強いのでそう呼ばれたらしい。類似植物に白い花を咲かせるオトコエシがあり、白花敗醤として薬用にする。 |
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