スギナ(トクサ科)
採取時期及び調製法 七〜九月、葉の繁った頃地上部を刈り取り水洗い後日干しで乾燥する。 | | 利用方法 ①むくんだ時の利尿に、五〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 ②うるしかぶれには、煎汁で洗うか生汁をつける。 サクラの開花と共に野に春の訪れを告げるものにツクシがある。ツクシが見られた後、しばらくして緑色のスギナがあらわれる。共に同じ根茎から出る多年草。スギナは栄養面を、ツクシは胞子を生じて繁殖面を担当する。普通見られるスギナは、細い茎をたくさん輪生させ、その姿がスギに似ていることから杉菜で、冬を除いていつでも見られる。スギナを粉末にして丸ごと飲む人もいるが、ケイ酸やアルカロイドを含むので好ましくない。ブームになり様々な使い方をされているが過信は禁物。 |
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