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ハブソウ


ハブソウ(マメ科)

生薬名  : 望江南
薬用部分 : 種子

採取時期及び調製法
九月頃、種子が完熟した時に採り、日干しで乾燥する。
 
利用方法
①健胃に、また便秘の時に、種子一日量十㌘を軽く煎じ、数回に分けてお茶代わりに飲む。胃潰瘍、十二指腸潰瘍の術後にもよいと言われている。
②虫さされや腫れ物に、生の葉を揉んでその汁を患部につける。
薬用として畑で栽培される一年草。一般にハブ茶として売られたり、栽培されているのはエビスグサでハブソウではない。よく似ていて混同しやすいが薬効はほとんど同じなので心配はいらない。ハブソウは小葉の先がとがり、鞘の中の種子は平たく二列にはいっている。エビスグサは小葉の先は丸みを帯び、鞘の中の種子は菱形で一列にはいっている。ハブに噛まれた時に外用したのでハブソウの名がついたとも言われるが、勿論そんな使い方はしない。


 

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