ビワ(バラ科)
採取時期及び調製法 必要時に摘み、葉の裏の細毛を取り除いて、水洗いして生のまま使用する。 | | 利用方法 ①あせもに、葉約三枚分をちぎり、五百㍉㍑の水で煮出し、冷めた汁で患部を洗う。煮出した汁を風呂に入れても良い。 ②打ち身・捻挫に葉約三十枚を水洗いし一㌢ほどに刻み、ホワイトリカーを葉が全部ひたるまで注いで二〜三週間おいて濾し、その液を塗るとよい。 ③神経痛などの関節の痛みに、葉の裏の毛を除いて火であぶり患部に当てる。 ④暑気あたり、食欲不振に、乾燥葉をお茶にして飲むとよい。 中国の楊子江沿岸を原産とする常緑高木で、果樹や庭木として栽培される。ビワの名は葉の形が楽器の琵琶に似ていることに由来する。種子を枇杷仁と称して咳止め等に用いるが、用量が多いと中毒をおこすので注意が必要。 |
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