フキ(キク科)
生薬名 : フキノトウ | 薬用部分 : フキノトウ(花蕾) |
採取時期及び調製法 一月頃まだ苞葉が開かない時に摘み採り、水洗いして陰干しで乾燥する。 | | 利用方法 咳止めとして、乾燥したフキノトウ十〜十五㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。 山地の林の中や路傍にみられる多年草。栽培は楽だが、一旦畑に植えると繁茂し根絶は難しい。早春に地下の根茎から大型の苞を付けた花茎を伸ばし、その先端に花を付ける。この花茎の若いものをフキノトウと呼び新鮮なものを天ぷらやあえ物にする。フキノトウにはビタミン類やカルシウム等のミネラルのほか精油や苦味質が含まれていて食用にすれば香りと微かな苦味が食欲をそそり消化を促す。花が終わった後に大型の葉を出し、葉柄の部分を一般にフキといって食用にする。 |
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