ヘクソカズラ（アカネ科）
採取時期及び調製法
十一〜十二月、果実があめ色に熟した時、摘み採って水洗いし生のまま用いる。 | | | 利用方法
①ひび、あかぎれに、生の果実をそのままつぶして中から出る汁を患部につける。ハンドクリ−ムに混ぜ込むのも良い。
②虫さされに、生の葉を揉んでその汁を患部につける。
山野の路傍や家の周りの垣根などに絡みついているのをよく見かける落葉つる性の多年草。この葉を手でもんで嗅いでみると悪臭があるので屁糞蔓の名がある。一方で、その可憐な花の姿から早乙女蔓の別名もある。緑色だった果実は、秋から冬にかけて飴色に熟し、これをひびやあかぎれの薬として使う。知っておくと、冬場、山仕事中の手あれの応急処置に便利。 |
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【は 行】
