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ヤブラン


ヤブラン(ユリ科)

生薬名  : 大葉麦門冬
薬用部分 : 塊根

採取時期及び調製法
十〜十二月、株を掘りおこし、根の肥大化した部分だけをとり、水洗いして日干しで乾燥する。
 
利用方法
滋養、強壮に、①乾燥した塊根五〜十㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。②乾燥した塊根百㌘をホワイトリカ−一㍑に漬け二ヶ月後から飲む。
山林の縁や常緑樹林の中などに自生するの多年草で、公園や庭に割りとよく栽培される。夏の終わりに小さな薄紫色の花を密に付ける。果実は球形で秋に黒く熟す。似たものにこれより小型のジャノヒゲがあり同様に用いる。
※一般に薬用酒のアルコ−ルの度数は材料が乾燥したものは二十五度、生は三十五度を用いると良い。


 

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