ヤマモモ(ヤマモモ科)
採取時期及び調製法 六〜八月、太い枝や幹を切りとり皮を剥ぐ。適当な幅に切りそろえて日干しで充分乾燥する。 | | 利用方法 ①下痢に、乾燥した樹皮を小さく刻み、一回量二〜三㌘を水二百㍉㍑で半量になるまで煎じ、かすを捨てて温かいうちに飲む。一日に二〜三回飲んでよい。②口内炎に、前記の煎じ液でうがいをする。③かい癬の痒みには、前記の煎じ液で患部をよく洗う。④打ち身、捻挫に、乾燥した樹皮を粉にし、卵白で練って耳たぶ位の堅さにしたものを患部に厚く塗り上から布で押さえる。 低山地の林内に自生する雌雄異株の常緑高木。庭先や公園などにもよく植えられる。六月頃、暗褐色の果実をつける。この果実をホワイトリカーに漬けると赤ワインのように綺麗な果実酒ができる。 |
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