ユキノシタ(ユキノシタ科)
採取時期及び調製法 必要時、生葉を摘み取り、水洗いしてそのまま用いる。 | | 利用方法 ①おできや腫れ物に、生葉を炙って柔らかくしたものを患部に貼る。②耳だれに生の葉をもんで出た汁を綿棒に含ませて耳の中を拭く。③咳の激しい時、生葉五〜六枚をすり潰し食塩を少し混ぜて飲む。 山地の日陰や渓流沿いの岩上等の少し湿った所に自生する多年草。庭先でもよく栽培されている。葉は多肉質で表面は荒い毛におおわれ表は濃緑色で裏は赤い。五〜七月頃茎の上に白い特徴のある小花をまばらに付ける。葉の形を虎の耳に見立てて虎耳草。ユキノシタの由来には雪の下、雪の舌、あるいはイケ(井戸)ノシタが訛ったもの等諸説がある。 |
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