ヤマグワ(クワ科)
生薬名 : 桑椹・桑葉・桑白皮(日本薬局方) | 薬用部分 : 果実・葉・根皮 |
採取時期及び調製法 葉は七月頃一番繁っている頃に摘みとり、よく水洗いして一日位日干しして、小さく刻み中華鍋や釜で炒って再び日干しで干しあげ桑葉茶をつくる。果実は初夏によく熟したものを摘みとり水洗いして水気を切り生のまま使う。 | | 利用方法 滋養・強壮剤として、①桑葉茶を常用する。②果実酒を作る。 生の果実を三倍量のホワイトリカーに漬け、約二ヶ月後に濾して、液だけを瓶につめ好みの甘味をつけて冷暗所で保存し、夕食前などに杯一杯ずつ飲む。 山地の林内や林縁に自生する落葉高木。葉は互生で、切れ込みが様々。 四〜五月、葉のつけ根に花が咲き、初夏に果実が黒紫色に熟す。果実を乾燥したものを桑椹といい、根皮を桑白皮と言う。桑白皮は主に咳止めとして漢方薬に配剤されるが、民間では使わない。 |
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