ヤマノイモ(ヤマノイモ科)
採取時期及び調製法 秋、落葉後、根を掘りあげ皮を剥ぎ、さいの目に刻んで日干しで乾燥する。 | | 利用方法 滋養強壮に、①乾燥した根約十〜十五㌘を水六百㍉㍑で半量になるまで煎じ、一日三回に分けて飲む。②山薬二百㌘に氷砂糖約百五十㌘を加えホワイトリカ− 一・八㍑につけ、約二ヶ月後から杯一〜二杯を飲む。 山野の林内や道端の薮などでよく見かけるつる性の多年草。ヤマイモとかジネンジョ(自然薯)と呼ばれトロロ汁などで馴染みが深いが漢方薬『八味地黄丸』等にも配剤される薬用植物である。秋になると葉のつけ根にムカゴがつき、秋の味覚となる。カエデドコロやオニドコロ等よく似たものがある。 これらの葉は茎を挟んで交互に出る(互生)が、ヤマノイモは対生なので区別できる。ヤマノイモの代用にはならないので注意。 |
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